注文住宅を建てる場合には、ハウスメーカーを選ぶ必要があります。
施工主にとって理想的な家建設のためには、最初に住宅に対する希望条件を整理してみましょう。
限られた予算の中で家を建てるため、希望条件に対して優先順位をつけることも大切です。
ハウスメーカーとは住宅を建築するメーカーです。
家を建てるには工務店を利用する手段もありますが、工務店は地域密着型の建設会社で、一方ハウスメーカーとは日本全国など幅広いエリアで事業を展開しています。
さて、ハウスメーカーを選定するにあたり、どのようなポイントがあるのでしょうか。
まず考えるべき点とは住宅の安全性です。
大切な家族を守るためのマイホームですから、地震を想定した耐震性能に優れた工法を採用し、暑さや寒さから身を守るための断熱性の高い建築素材を使用しているかなどが重要なポイントです。
ハウスメーカーを選定する際には、住宅の構造や素材、安全性に着目すべきです。
特に最近は地震が多くなっているので耐震性能は重要です。
ところで、家の構造はどのようなものがあるのでしょうか。
最近主流になっているのが木造のツーバイフォーですが、その他にも軽量鉄骨・重量鉄骨・鉄筋コンクリートなどがあります。
特に、ツーバイフォーは、耐震性や断熱性に優れているのが特徴で、鉄筋コンクリートは、ツーバイフォーと比較するとさらに耐震性や防音性に優れているのが特徴です。
住宅素材へのこだわりも重要です。
使用している建築素材が自然素材であるかどうかも重要な条件です。
特に小さな子どもがいたり高齢者がいたりする場合は、シックハウスなどアレルギーの要因となる建築素材は避ける方が無難です。
無垢材やシラス壁などを利用して家を建てれば安心して生活できます。
フローリングや壁に自然素材を導入しているハウスメーカーを選びましょう。
自然素材を使用している家は、その中で暮らす人に安らぎを与えてくれるのです。
住宅のデザインも重要なチェックポイントです。
ハウスメーカーによって、得意とするデザインが異なります。
典型的な日本風住宅が得意なハウスメーカーもあれば、欧米風住宅を得意としているハウスメーカーもあります。
メーカーのデザインと工法を比較しながらメーカーを選ぶと良いでしょう。
メーカーを選ぶ際には坪単価も一つの目安です。
坪単価をチェックすることで、おおよその建物の価格を算出できます。
自分の払える金額になるメーカーを選びましょう。
メーカーを選ぶ際には、アフターサービスもチェックしましょう。
マイホームは今後長い時間をかけて家族がともに生活していく場所なのです。
竣工後もサービスを受けられるメーカーを選びましょう。
永遠にアフターサービスを受けるためには、メーカーの業績も確かめておきましょう。
メーカーが倒産してしまうと保証も受けられなくなります。
最後に、メーカーの評判をチェックすることも大切です。
評判を聞くことで、どのような保証を受けられるのかが見えてきます。
メーカーの業績はメーカーの公式ホームページにてチェック可能です。
また、ネット上にはハウスメーカーのランキングサイトもあるため、あらかじめ情報を頭に入れておくことをおすすめします。